No.74 利益が出ている中小製造業の社長は、問題にどう取り組んでいるのか?

2020.2.18

あなたは、深く考える力を磨いていますか?

私は、これまでに、利益の出ている会社も
利益の出ていない会社も見てきました。

どちらの会社にも、問題点はあります。
しかし、問題点に対する取り組みが
両社では少し異なりますね。

ただし、製品力が突出していて
他社では製造できない製品を作っている
会社はちょっと別物です。

あくまでも、他社でも製造できる
同種の製品を作っている会社のうち、
利益が出ている会社と出ていない会社との
違いですね。

問題点に対する取り組みは、
両社でどう違うのでしょうか。

一言で言うと、
トライアンドエラーを続けてもがいているか、
つまり、PDSを諦めずに回し続けているか、
ということ。

利益が出ていない会社は、
問題点に対してこんな感じです。

・問題を認識する。

・解決策を考え実行する。

・上手くいかず、別の解決策を考え実行する。

・上手くいかず、別の解決策を考え実行する。

・上手くいかず、別の解決策を考え実行する。

・結局改善されず、諦めて放置。

つまり、問題はなんとなく分かっているんだけど、
何をやっても上手くいかず、
もう何をやれば良いのか分からない。
現場では、もはや、“やってもムダ”感が出ます。

ですので、新たに改善策が提案されても、
“それ昔やった”
“どうせまたダメ”
となって、問題が問題のまま
放置され蓄積されていきます。

そうすると、いろんな問題が複層的に
蓄積され、もはや問題ばかりで、
何から手を付ければいいのか分からない、
という状態になってます。

一方、利益の出ている会社では、
どんな状況でしょうか。
例えば、こんな感じです。

・問題を認識する。

・解決策を考え実行する。

・上手くいかない。

(ここまでは、似たようなものです。
違うのはここからです。)

・上手くいかない状況を考える。
 なぜ上手くいかなかったのか。
 どこまで上手くいったのか。
 上手くいかなかった部分について、
 解決策を考える

・上手くいった部分を続け、
 新たな解決策を実行する。

・上手くいかない。

・上手くいかない状況を考える。
 なぜ上手くいかなかったのか。
 どこまで上手くいったのか。
 上手くいかなかった部分について、
 解決策を考える

・上手くいった部分を続け、
 新たな解決策を実行する。

(以下、繰り返し。)

合格レベルになったら、
次の問題の解決に取りかかる

違いが分かりますでしょうか。
利益の出ている会社では、
上手くいかなかったあと、
なぜ上手くいかなかったのかについて
深く考えています。

そして、上手くいった部分を継続しつつ、
上手くいかなかった部分についての解決策を
考え実行します。

ですので、例えば問題が100であるとしたら、
30の解決策を実行して、
上手くいった10を継続しつつ、
またさらに30の解決策を実行します。
そうすると、今度は上手くいった20を
継続しつつ、またさらに30の解決策を
実行します。

これを続けると、上手くいった部分が
蓄積されて、いずれ合格レベルに達して
ループから抜け出せますね。

利益が出ていない会社では、
0か100かであって、
30の解決策を実行して、
まったく別の解決策を0から実行して、
そのために、上手くいく部分が
蓄積されません。
なので、問題が改善されないんですね。

これは、深く考える力の差です。

問題を認識したら、
自分たちの頭で考えて考えて考えて
実行する能力を磨いていきましょう。

それでは、また次回。

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・深く考える力を磨け!

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ネオフライトクリエイションズ
宮川 壮輔

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