No.154:中小製造業の社長が、価値を上げるコンセプトを創造するやり方とは?

2021.9.14

あなたは、顧客と他社を
注視していますか?

これからの中小製造業は、
価値を上げていくことが重要です。
そのためには、コンセプトを創造する
ということを意識する必要があります。

何のコンセプトを創造するかというと、
自社製品メーカーなら、
製品のコンセプトがメインであり、
請負加工等のものづくり企業なら、
会社や加工技術のコンセプトが
メインとなります。

前回もお話ししたように
コンセプト創造に必要なのは、
以下の3つでしたね。

No.153:これからの中小製造業が、勝ち上がっていくやり方とは?

(1)顧客の強烈なニーズ
(2)唯一無二であること
(3)マネできないこと

まずは、(1)顧客の強烈なニーズ
について。
ここには、2つの要素がありますね。
1つ目は、顧客が誰かということです。
2つ目は、その顧客の潜在的な
ニーズは何か?ということですね。

ニーズを探るには、
“潜ってから調整する”
ということを認識して下さい。

最初は、顧客を徹底的に
絞りきることが重要です。

コンサルの現場でも、
顧客を決めるときに、
絞りきることができないことが
結構多いです。

しかし、実際のビジネス展開でも
本当にその顧客に絞りきるかどうかは
まだ分かりません。
今は、コンセプトを創造する段階
ですよね。

このときは、今までそうそう気付かなかった
顧客の深いニーズに到達する必要が
あります。
そのためには、顧客を徹底的に
絞りきる必要があります。

そして、深いニーズに到達したら、
実際のビジネスの市場規模などに
合わせて、抽象度を上げ下げして
コントロールしていけば良いんです。

“潜ってから調整する”
ということを認識して下さい。

次いで、(2)唯一無二であること
について。

やはりこれが難しいですね。
まあ、唯一無二というタイトルが
大袈裟ではありますが、
もう少しライトに考えてOKです。

このために必要なのは、2つですね。
他社と自社です。

唯一無二ということは、
他に無いということですので、
他社との相対関係となります。
つまり、他社を知る、ということを
認識してください。

コンサルの現場では、
他社を知らない、ということが
結構多いです。
徹底的に競合他社を
リストアップしてください。

ここでは、他社の特徴を
自社の特徴から引き切る、
ということが重要です。
最初のうちは、引き切ることが
できないことが多いですが、
意識さえすれば大丈夫です。

徹底的に引き切って、
自社の特徴を浮き彫りにしてください。

最後に、(3)マネできないこと
について。
重要なのは、時間の概念です。
時間を掛けて積み上げてきた
ヒト・モノ・カネの資産は、
他社がマネするにも時間がかかる
ことが多いです。

特に、ヒトや技術の蓄積については、
他社が見て分かるものではないので、
マネしにくいですね。
一方で、時間を掛けて積み上げても、
見た目ですぐに分かるものは、
マネされやすいです。
製品の形状とか構造などですね。
こういうものは、知財権等で保護するか、
そもそも手を出さないということもありです。

このように、3つの要素について
深く深く思考して、
独自のコンセプトを創造して
いってください。

あなたは、顧客と他社を
注視していますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・顧客と他社を注視せよ!

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