No.116 中小製造業の社長が数値力を鍛えるには?Part4

2020.12.8

 

あなたは、経営数字や
現場数字を訓練する場を
積極的に社員に提供してますか?

コロナの影響が益々深刻化しつつある
状況において、
これからの中小製造業には、
計数思考力を磨くことが
重要になってきます。

人口減少による市場縮小の流れの中、
コロナによる需要消失があり、
このような激変社会では、
今までのような“ぬるま湯”の意識では、
淘汰されてしまいます。

社長も含め社員がみんなで、
自分の頭で考え、自律的に行動
できるようにならなければなりません。

そのための社内の施策の1つとして、
計数思考力を鍛える場を設けて、
社長も含めて社員で積極的に
訓練していきましょう。
自発的に学ぶというのではなく、
会社が、積極的にその場を
用意すべきです。

今回のこのコラムは、
Part4になりますが、
Part1~3によって、
今期の年度末までの月ごとの
経営数字と現場数字ができました。

弊社の顧問先には、
次のステップとして社員に経営計画を
作ってもらいます。

経営計画は、本来、経営層が作るもの
ですので、本当の経営計画を作る
訳ではありません。

あくまでも、社員が作る“仮”の
経営計画です。
ただし、“仮”ではありますが、
社員には全力で作ってもらいます。

3年後までの経営数字と、
その経営数字を実現するための
行動計画です。

経営数字の計画作成は、
難しそうに感じるかもしれませんが、
慣れれば誰でもできるようになります。
基本的には、四則演算しか
使いませんし、数字を積み上げていく
だけですので、実は、さほど難しくは
ありません。

ですので、会社側が、社員に対して
しっかりと作り方を教えてあげれば、
わりと簡単に作れるようになります。

ここで、なぜ、社員に経営数字の計画を
作ってもらうかというと、
本当の経営計画の経営数字を
読めるようにするためです。

経営者側が作った経営数字を
見せるだけでは、なかなか効果的に
経営数字を読めるようにはなりません。

なぜ売上がこうなって、
なぜ原価がこれだけ下がって、
なぜ利益がこれだけ増えるのか、
という、経営者側の思いや狙いを
社員にしっかりと理解してもらうためには、
社員が計画数字を作るプロセスを
学んで、自分でも作れるように
なっておいた方が良いのです。

経営数字を社員に公開して、
計画と実績とが分かるようにした上で、
社員が経営数字の計画を作れるように
なると、少しずつ社員の意識が
変わってきます。

会社としての利益を上げるには
どうすれば良いか、
なぜ材料費を減らさなくてはならなくて、
そのためにはどうやって管理していくか、
などの意識が少しずつ芽生えてきます。

つまり、社員が、自分の頭で考え、
自律的に行動するようになっていきます。
少しずつ少しずつですが、
着実に成長していきます。

繰り返しますが、そのためには、
社員の自発的な数字の学習や習得
を促してもほとんど無理で、
会社側が、数字を鍛える場を
社員に提供する必要があります。

あなたは、経営数字や
現場数字を訓練する場を
積極的に社員に提供してますか?

それでは、続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・経営数字の訓練の場を
 会社が社員に与えよ!

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