No.164:ものづくり中小製造業の社長が、DX拡販を進めるには?

2021.11.23

あなたは、デジタルができることと
できないことをちゃんと認識していますか?

DX時代に入り、
ものづくり中小製造業は、
デジタルシフトをしていくチャンスです。

DXといっても、
ここでは営業拡販に関することに
絞っています。
DX拡販ですね。

ものづくり中小製造業が、
DX拡販に対応するには、
以下の2つの壁があると考えています。

(1)意識の壁
(2)体制の壁


まずは、デジタルに対する認識を
正確にした方が良いですね。

デジタルにすれば、
何でもできるという訳ではありません。
デジタルにできることと、
できないことを明確にしましょう。

デジタルは、
細かな打ち合わせや商談はできません。
顧客の要望やニュアンスなどを
表情や声から読み取ったり
察知したりすることはできません。

また、デジタルは、ホームページなどでの
顧客の動きが分かるわけでもありません。
もちろん、数値として取れるものもありますが、
顧客の実際の動きや心の動きまで
全て分かるわけではありません。

さらに、デジタルは、
データに基づいた考察や分析も
ほとんどできないと思っておいた方が
良いです。
分析して仮説を作るのは、
あくまでも社長であり社員であり
人間です。

これらのことについて、
厳密に言えば、デジタルも少しできることも
ありますが、まだまだ人間から
完全に置き換わるレベルではありません。


逆に、デジタルが得意なこともありますね。

デジタルは決まり切った処理は得意です。

決められたコンテンツをホームページに
表示するのは得意ですね。
24時間365日、ずっと表示してくれます。

また、顧客からの問合せフォームを介する
問合せを社長や社員のメールに
転送することも得意です。

また、顧客がホームページに訪問したときの
最初のページ、直帰率、ページ数などを
カウントすることも得意です。

これらのデータに基づいて、
入力された数式の通りに処理することも
決められた図表に表現することも得意です。

このように、デジタルは、
決められた通りに処理することは得意ですが、
人間の頭が介在するような
その場その場で反応するようなことは
できません。

ですので、DX拡販といっても、
営業や拡販のすべてをデジタルに
置き換えるのではありませんね。
デジタルが得意なことを置き換える
ということです。

そして、デジタルが得意なことを
デジタルに置き換えて
効果的に運営していくために、
人間が動くための仕組み・体制を
調整していきます。


このように、デジタルが得意なことは
ごく1部であるという認識を持って、
その得意なことに専念してもらい、
全社的に効果的な運営を行うために
人間の体制を作る、ということですね。


あなたは、デジタルができることと
できないことをちゃんと認識していますか?

続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・デジタルができないことを認識せよ!

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