町工場の社長が今後SEOで成果を出し続けるには?

2023.1.31

代表経営コンサルタント 宮川 壮輔

“これからSEO対策によって売上を上げたい”

“SEOで今後成果を出すにはどういう内容にすれば良いの?”

今回は、このような町工場の社長のためのお話しです。

Googleは、今までも検索アルゴリズムを
何回もアップデートしてきました。
そして、その都度、検索順位が
変わったりしてきました。

Googleは、次のアップデートとして、
“ヘルプフルアップデート”
というものを予定しています。

現状、Googleは、以下の3点を
重視しています。
・E:専門性(Expertise)
・A:権威生(Authoritativeness)
・T:信頼性(Trustworthiness)

そして、ヘルプフルアップデートによって、
重視する要素が1つ追加されます。
これです。
・E:経験(Experience)

これを、E-E-A-Tなどと言います。

今後、町工場のホームページの
内容としては、E-E-A-Tが
必要になってきます。

さらに、マイクロソフト傘下の企業が、
ChatGPTという機能をリリースしました。

https://chat.openai.com/


これは、AIによるチャット機能です。
例えば、
“切削加工で気を付けることは何ですか?”
などと入力すると、
事細かく注意点を説明してくれます。

また、
“ステンレスの溶接のコツは?”
などと入力しても、
同様に細かく説明してくれます。

このChatGPTが、マイクロソフトの
検索エンジンであるBingに搭載される
予定になっています。

このような高性能なチャット機能が
搭載されるとどうなるでしょうか?
多くのユーザーが、検索エンジンとして
Bingを使い始めるかもしれません。

だって、教えて欲しいことを入力すれば、
チャットで簡単に教えてくれる
わけですからね。

そうなると、Googleはどうなるのでしょうか?
実は、これを受けて、Googleの創業者達が
戻って来て緊急対策を行っています。
おそらく、GoogleもAIチャット機能を
搭載するのではないでしょうか?

そうすると、これからのSEOは
どうなるのでしょうか?

現在は、“切削加工”とGoogleで
検索すると、“切削加工とは?”
というような解説ページが、
軒並み上位に来ています。

でも、このような知識的なことは、
AIチャットが高精度に答えてくれる
ということになると、Googleは、
単なる解説ページにさほど重きを
置かなくなるかもしれません。
外注して書いてもらった記事や
用語説明的な記事の価値が
低くなっていくでしょう。

では、どういう対応が必要になるのでしょうか?

そこで出てくるのが、
ヘルプフルアップデートによって
追加された“経験”です。
この“経験”は、なかなか
AIチャットにも本当のことは
書けませんよね。
だって、実際に経験してないんだから。

なので、今後は、
書き手自身の“経験”が盛り込まれた
オリジナルの内容の価値が
上がっていくと思います。

これからは、自身で“経験”した要素を
積極的に盛り込んで記事に
していくことを心がけて下さい。
より息の長いコンテンツ資産に
なっていきますよ。


あなたは、自身が“経験”した記事を作っていますか?


続きはまた次回。

━━━━━━━━━━━━━━━
●●今週の深海奥義●●

・経験を盛り込め!

━━━━━━━━━━━━━━━

深海の技術経営無料メールレター登録

これからの製造業社長には深い思考が必要です。
経営やマーケティングに役立つノウハウを毎週火曜日にお送りします。
ぜひ、ご登録下さい。

*
*
メールアドレス*