No.31 中小製造業のBtoBメルマガの使い方とは?

2019.4.2

あなたは、複数の顧客に対して、
定期的に接触するツールを使っていますか?

BtoBの事業では、顧客からの
発注タイミングのコントロールは、
自社側ではなかなかできません。
つまり、顧客からの依頼待ちという
ことになることが多いですよね。

顧客側に、何らかの案件を外部に
依頼するタイミングが生じたとしましょう。
顧客は、どのようにしてその案件を
外部に依頼するのでしょうか。

多くは、依頼する時点(発生ポイント)において
担当者の頭の中で思い出される発注先に
発注するとか、見積り依頼するなどに
なります。

ですので、担当者にお声がけを頂くには、
発生ポイントにおいて、
顧客の頭の中で自社を真っ先に思い出して
もらうようにすることが重要です。

そのためには、大口顧客であれば、
発生ポイントを逃さないために、
定期訪問を繰り返す、なんてことも
あるでしょう。

しかし、訪問件数には、限界があります。
すべての企業を、タイミングよく訪問する訳には
いきませんよね。

そこで使えるのが、BtoBメルマガです。

前回も申し上げましたが、
BtoBメルマガは、
巷のメルマガのように、
個人客を相手にしている訳では
ありませんし、メルマガ内で販売することが
第1の目的ではありません。

BtoBメルマガの第1の目的は、
顧客からお声がけを頂くことです。
つまり、顧客である担当者に、
自社を覚えておいてもらうことであり、
担当者の脳内シェアを高めることです。

それでは、どのようなメルマガだったら、
担当者は、自社のことを覚えていて
くれるでしょうか。

ずばり、パーソナリティを打ち出した内容です。
個人の性格、特徴などを自己開示して、
親しみを持ってもらうことですね。
メールマガジンという“マガジン”の部分に
引っ張られないで、あくまでも、
メールレターとして、“手紙”であると、
認識して下さい。

大企業のBtoBメルマガは、
ほとんどが組織to組織の内容であり、
パーソナリティがあまり強く
打ち出されていません。

でも、それは大企業のブランドがあるから
許されるのであって、中小製造業が
同じようなメルマガを送っても、
効果的にはなりません。

それよりも、個人to個人を意識して、
人間性を全面に打ち出しましょう。
今は、BtoBメルマガで、パーソナリティを
強く打ち出しているものは少数派ですから、
今ならチャンスです。

他社とは違うことをする。
高収益企業になるためには、
必要なことですね。

あなたは、BtoBメルマガを
効果的に活用していますか?

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●●今週の深海奥義●●

・中小製造業のBtoBメルマガは
人間性をアピールせよ!

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ネオフライトクリエイションズ
宮川 壮輔

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