No.39 売上2億円の製造業社長の組織づくりとは?

2019.6.4

あなたは、意識して組織づくりを行っていますか?

社長の仕事というのは、
3年後、5年後の売上を作ることです。
もちろん、現実には、今日明日の売上の
ための仕事もたくさんあるでしょう。
でも、これから会社をさらに成長・発展
させていくには、今日明日の売上のための
仕事を社員に振っていき、
社長は、将来の売上を作るための
時間を増やしていかなければなりません。

将来の売上を作るための社長の仕事としては、
以下の2つがあります。

●戦略づくり・実行
●組織づくり・実行

戦略づくりというのは、どこの土俵で
どうやって戦っていくかを決める、
ということですね。

今回は、組織づくりのお話しです。
組織づくりというのは、戦略に向けて、
社員を動かす仕組みを作ることです。
仕組みを作るというのは、
個々人の能力をさっ引いて、
客観的な機能として実現させることです。
その担当社員がいなくても他の社員でも
回るようにすることですね。

そのためには、社員ありきで仕組みを
作るのではなく、先に仕組みを設計して、
その仕組みに人をあてがうということ。
仕組み→人、という順番が重要です。
ただし、理想ばかり追求しても、
とても実行できませんので、
今いる社員を想定した上で
現実的な仕組みを作る、
ということが重要です。

組織づくりというのは、
やはり難しいです。
何が難しいかというと、
社員の行動を変えていくには
時間がかかるという点と、
そのために短期的な成果が見えにくい
という点ですね。

社長の中には、営業に強いとか、
開発に強いとか、いろんなタイプがありますが、
それら特定の分野での能力の強さと、
組織を作るということとは、
まったく別の能力です。

営業や開発や会計やマーケティングなどに
強い社長が、その延長線上で組織づくりが
できる訳ではありません。

まずは、意識的に意図的に組織や仕組みを
作るべし、という点を認識したい。

その上で、どのように組織をつくっていくべきか。
まず最優先すべきは、
集客・営業・販売の仕組みづくりです。
広くマーケティングですね。

ここは、売上・利益の源泉になるところ
ですので、いち早く仕組み化・自動化
すべきです。
そのために、競合他社との“違い”を
明確化すべきです。
ここでの“違い”というのは、
競合他社との差異であって、
顧客の購入理由となるものです。

この顧客の購入理由となる“違い”を
積極的にアピールする仕組みをつくって、
集客のプロセスを仕組み化します。

集客・営業・販売の仕組みづくりが
できてないうちに、他の仕組みづくりを
全面的に行うべきではありません。
一つ一つ着実に進んでいかないと、
仕組みづくりには時間がかかりますので、
まずは集客周りを固めましょう。

集客系の仕組みがある程度回るように
なってきたら、次のステップですね。
次のステップは、どんな事でしょうか?
続きは、また次回。

あなたは、意識して集客・営業・販売の
仕組みを作っていますか?

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●●今週の深海奥義●●

・まずは、集客・営業・販売の
仕組みを意図的に構築せよ!

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ネオフライトクリエイションズ
宮川 壮輔

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