製造業社長が、これから高収益な体制
を作って、会社を成長させていこう
というときに必要なのはなんでしょうか?
それは、”知財の創造”です。
知財というと、とても難しいことのように
感じませんか?
実は、そんなに難しいことでは
ありません。
特許権とか権利がどうこうの話しに
なると、途端に難しくなってきますが、
ここでいう知財というのは、
権利のことではありません。
知財というのは、儲けとなる価値の元
です。
高収益体制を作るには、
儲けの元となる高い価値が必要です。
その高さとは、世界で自社だけの
圧倒的なレベルまで必要な
訳ではありません。
どこまでの高さが必要かというと、
同一市場を作る競合との中では、
少なくとも一番高いレベルに
持っていくべきです。
同一市場といっても、
業界で一番というわけでもありません。
市場は、お客様から逆算して考える
方が良いですね。
自社や自社製品がなかったとして、
お客様は、どこを選ぶでしょうか。
それらお客様が選ぶ候補を
市場としてみましょう。
そうすると、業界は同じでも、
例えば、東京の会社と大坂の会社と
では、同一市場とはならないことも
あり得ますね。
もちろん、会社の場所は関係なく
同一市場を形成する場合もあります。
高収益体制を作りたいのなら、
そのようなお客様が選ぶ複数の候補の
中で、一番高い価値を作るべきです。
このように一番高い価値となると、
難しそうに聞こえますが、
そんなに簡単ではないものの、
実はそんなには難しくもありません。
価値というのは、絶対的なものではなく、
相対的なもので良いのです。
ということは、価値を上げるには、
競合との違いを作れば良いのです。
そう考えると、少しハードルが
下がってきませんか?
違いというのは、知財の源泉です。
そして、知財は、理財の源泉です。
違い→知財→理財
ということですね。
高収益という理財を得るためには、
知財が必要で、
知財を得るには、
違いが必要ということです。
違いを作るには、
まず、”違いを作る”と
思わないといけません。
かつて、松下幸之助さんが
まずは「思わんとあきまへんなあ」と
言って、セミナー会場を失笑させた中、
一参加者として話しを聞いていた
稲盛和夫さんは、大きな衝撃を
受けたというエピソードがありますね。
「思わんとあきまへん」
というのは、できる人にとっては
普通のことなのですが、
なかなかできない人にとっては、
それは、覚悟・決意をする、
ということになります。
高収益体制を作っている会社の
社長は、違いを作る意識が、
圧倒的に高いです。
人と同じことをすることが嫌いで、
人と違うものを作ることに幸せを
感じるようなタイプです。
こういう人は、
「思わんとあきまへん」でも
OKなのですが、
そうでない人は、
「我が人生を賭けて
絶対に競合との違いを
作ってみせる」
くらいの覚悟や決意が必要ですね。
競合との違いの創造を意識していますか?
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●●今週の深海奥義●●
・人生とは覚悟の道である!
競合との違いを創ることが
製造業社長にとっての覚悟の道
である!
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ネオフライトクリエイションズ
宮川 壮輔
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