中小製造業がSEOを行うときに理解しておくべき検索エンジンとは?

2023.4.11

代表経営コンサルタント 宮川 壮輔

“SEO対策を行おうと思うんだが、検索の仕組みってよく分からない”

“なんとなく検索ってどうなってるのかよく分からない”


今回は、このような中小製造業の社長のためのお話しです。

SEO対策で成果を出すためには、
検索エンジンの仕組みを
ある程度は知っておく必要があります。
本当に、ある程度だけで充分。
まずは、サクッと理解しておいて、
あとは、実践運用していけば、
分かってきます。

そして、SEO対策で成果を出すためには、
それくらいの理解で充分です。
エンジニアになるわけではありませんから。

ですので、まずはサクッと理解しましょう。
以下の3ステップに分けられます。

(1)クロール
(2)インデックス
(3)アルゴリズム


また、小難しい用語が出てきましたね。
もうちょっと分かり易い言葉にしようと
思えばできるのですが、
この言葉で慣れてしまった方が
ベターです。
Googleの資料やいろんな書籍で
この言葉を使ってるので、
早めに慣れてしまいましょう。

これら3ステップを理解する場合、
“図書館の仕組み”の例えで
理解すると分かり易いと思います。

図書館って、この世の全ての本のうち、
一部を収容するわけですよね。
そして、利用者が目的の書籍を
探せるように検索できるようにしておきます。

このような図書館の仕組みを見てみましょう。
まずは、定期ウォッチングです。
世の中の本の中から、
利用者が喜びそうな話題の本を
定期的に探して、ピックアップしますよね。
これが、第1の定期ウォッチング。

そして、ピックアップした本をそのまま
書架に置いたら検索できませんので、
インデックスを作ります。
つまり、タイトルや著者などの情報を
データベースに入力する訳ですね。
これが、第2のインデックス入力。

そうしたら、利用者が利用可能になりますね。
利用者は、“こんな本ないかな?”
と思って、キーワードを入力して検索します。
すると、システムが、所定の本をピックアップして
順番に並べて画面に表示します。
そして、表示された検索結果の中から
面白そうな本を選んで、
書架の所定の場所に取りに行くわけです。
これが、第3の順番ピックアップです。

これら第1の定期ウォッチング、
第2のインデックス入力、
第3の順番ピックアップについて、
図書館の仕組みとしてなら、
理解できますよね。

実は、検索エンジンの仕組みは、
図書館の仕組みとほぼ同じです。
以下の3ステップがありましたよね。

(1)クロール
(2)インデックス
(3)アルゴリズム

まず、(1)クロールについては、
図書館で言うと第1の定期ウォッチングです。
Googleが、世界中のWEBサイトを
定期的にウォッチングしています。
もちろん、システムが自動で行ってます。
このような定期ウォッチングのことを、
“クロール”と言います。

そして、(2)インデックス。
Googleがクロールして見つけてきた
WEBサイトを事前に登録しておくことです。
図書館で言うと、第2のインデックス入力。
Googleは、世界中のWEBサイトの中から、
見つけたサイトを自分のデータベースに
事前に入力・保存しているわけです。

最後は(3)アルゴリズムです。
これは、ユーザーが所定のキーワードを
入れて検索すると、
事前登録されたインデックスの中から、
対応するWEBサイトをピックアップして
決められた順番に並べることです。
図書館で言うと、
第3の順番ピックアップです。

初めのうちは、(1)クロールは無視しても良いです。
また、(2)インデックスはとても重要ですが、
初めのうちは意識しなくても良いでしょう。
慣れてきたら、意識するようにしてください。
最後の(3)アルゴリズムは、
SEO対策を行う上で重要ですね。
初めのうちは、このアルゴリズムの段階で
上位に表示されるようにする、
ということに注力することになります。

このような検索エンジンの仕組みを
ザックリ理解して、あとは実践運用して
いきましょう。


あなたは、検索エンジンの仕組みをざっくり理解してますか?

続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・3ステップをザックリ理解!

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