“これから自社を高収益な企業に変えていきたい”
“人が定着するような企業にしたい”
今回は、そんな中小製造業の社長のための
お話しです。
令和の時代になって、
日本では初めて人口急減社会になり、
実体経済にも大きく影響を
及ぼし始めましたね。
これからの時代は、
“経営の在り方が大きく変わる”
ということを受け入れてください。
そして、その変化に対して、
“今までとは違うことをする”
という覚悟を決めてください。
平成の時代の延長線上で考えて
変えるべきところを変えずに
目をつぶっていると、
会社は衰退していきます。
では、これからは何が重要になるのか?
はい、それは、
組織のマインドを作るということです。
しかも“意図的に”です。
ご存じの通り、人口急減社会になって、
人が集まらなくなってきただけでなく、
定着率も低下してますよね。
人口ピークを過ぎたために、
会社が供給過剰状態となり、
社員は比較的自由に転職する
ことができるようになりました。
そんな状態で会社は、
物理空間の物量で応えようとしても、
限界があります。
物量というのは、
休日、給与、ボーナスなどですね。
人の欲求はとどまることを知らず、
物量を増やしても、
いつしかそれに慣れ、
さらなる物量を要求する
ようになるだけです。
ですので、重要なのは、
物理空間での物量アップではなく、
情報空間での情報量アップです。
情報空間というのは、
各個人の頭の中ということ。
つまり、各社員の頭の中の
情報量を増やし、解像度を上げていく
ということです。
では、何に対して情報量を増やすのか?
それは、将来のゴールです。
会社が目指している将来のゴールに対する
情報量を増やし、皆で共有することにより、
それが“組織のマインド”になっていきます。
会社の将来のゴールに向かって進んで行く、
という組織のマインドを醸成することが、
令和の経営では非常に重要になってきます。
では、組織のマインドを作るにはどうすればいいか?
それは、その組織を構成する
各社員のマインドを作っていく、
ということです。
でも、昭和・平成の今までの日本人は、
物理空間での物量アップに邁進してきたため、
マインドを作るということの、
重要さややり方が分かりません。
自分たちも味わったことはないし、
習っても来てませんからね。
しかし、令和の時代に必要なことは、
“今までとは違うことをする”
という覚悟であり、
それが、意図的に組織のマインドを
作るということであり、
そのために、各社員のマインドを作る
ための環境を意図的に作っていく
ということが重要になってくるのです。
あなたは、各社員のマインドを作るための環境を意図的に作っていますか?
それでは、また次回。
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●●今週の深海奥義●●
・マインドのための環境作り!
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代表経営コンサルタント 宮川 壮輔
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