No.55 中小製造業の社長が顧客ニーズを把握するには?Part2

2019.9.24

あなたは、顧客に直接聞く覚悟を
してますか?

新製品のニーズを図る方法として、
中小製造業でよくあるのが、
社長である自分が想定顧客で、
自分が欲しいと思ってるから売れる
というパターン。

でも、これだと、
作り手としての思いが強いので、
想定顧客としての客観性が
弱いですね。

顧客ニーズの把握には、
客観性が重要です。

客観的に顧客ニーズを把握するには、
どうすれば良いんですかね?

実は、これができるか否かで、
新製品開発・販売レベルが、
頭一つグッと上がります。

それは、
“顧客に直接聞くこと”
です。

なぁ~んだ、
と思うかもしれませんが、
顧客に直接聞くことを
客観的に取れ入れてる社長は
実際にはかなり少数派です。

例えば、私のようなプロのマーケターは、
まずは、想定顧客になりきって、
それこそ憑依するくらい、
想定顧客に入り込みます。
その上で、想定顧客のニーズの
仮説を考えます。

しかし、プロのマーケターは
悟っています。
どんなに想定顧客になりきる
努力をしても
“結局は、分からない”

それなら、どうするか?

悟った果てに行き着くのは、
これです。

“結局は、顧客に聞かないと分からない”

この境地に到達すると、
プロのマーケターとしての
スタートの門が開かれることになります。

プロのマーケターだって、
結局は顧客に聞かないと分からない、
ということを知っています。
だから、いろいろと、顧客に直接ヒアリング
したり、アンケート調査したり、
客観的な声をゲットする施策を
考えます。

中小製造業の社長は、
このことを認識した方が良いですね。

プロであればあるほど、
顧客に直接聞こうとします。

だとしたら、社長がやることは、
まずは、
“顧客に直接聞かないと分からない“
と認識して、
“顧客に直接聞く”
と、決意することです。

顧客に直接聞くことの優先順位を
極限までアップさせましょう。

そして、新製品開発のフローの中で、
顧客に直接聞くという施策を
具体的に組み込んでください。

BtoBであれば、
顧客に訪問して
直接ヒアリングしても良いし、
アンケート用紙を作成して
顧客に配っても良いですね。

BtoCであれば、
アンケート用紙を配っても良いし、
WEBによるアンケート調査を
依頼するのでも良いです。

私も、私のお客さまと一緒に、
その顧客に訪問して、
お客さまに代わって
私がその顧客に直接
ヒアリングすることがよくあります。

ただし、顧客に聞く場合の
注意点があります。

これについては、長くなりそうなので、
続きはまた今度。

あなたは、覚悟を決めて
顧客に直接聞いてますか?

━━━━━━━━━━━━━━━
●●今週の深海奥義●●

・顧客に直接聞く覚悟を決めよう!

━━━━━━━━━━━━━━━

ネオフライトクリエイションズ株式会社
宮川 壮輔

深海の技術経営無料メールレター登録

これからの製造業社長には深い思考が必要です。
経営やマーケティングに役立つノウハウを毎週火曜日にお送りします。
ぜひ、ご登録下さい。

*
*
メールアドレス*