あなたは、経営数字で考える力を
磨く覚悟はできましたか?
これからの中小製造業の社長に
必要な能力の1つとして、
計数思考力が上げられます。
会社の状況を数字で捉えて、
数字で考え、
数字で会社の将来を描く能力です。
今までは、収支の状況を
ある程度感覚的に認識しておく
だけでも良かったのですが、
これからは違います。
状況は大きく変わりました。
もともと人口減による市場縮小が
あって、コロナによる需要消失が
拍車をかけました。
改めて再認識しておくべき事は、
コロナが収束したからといって、
仮に元に戻ったからといって、
人口減による市場縮小傾向は
変わらないということです。
市場が縮小するということは、
今までより競争が激化する、
ということですね。
この流れは、
コロナの前からあったことです。
つまり、コロナが収束しようがしまいが、
今後の中小製造業は、
競争が加速することに変わりありません。
コロナの影響を良い機会として、
これからの社長は、計数思考力を
磨く決意をしましょう。
数字というのは、慣れるかどうかの問題です。
好きじゃないとか苦手意識があるとしても
慣れれば大丈夫です。
それは、スポーツに似ています。
スポーツだって、ある程度繰り返せば、
スキルや技能は少しずつでも
上達していきますよね。
もちろん、他者より抜きん出るとか、
オリンピックに出るとか、そんなレベルを
求めているのではありません。
卓球なら球が打ち合えるようになるとか、
バスケならパスを受けてドリブルして
シュートできるようになるとか、
そんなレベルでOKです。
重要なのは、コツコツやり続けること。
少しずつでも繰り返して磨いていけば、
十分慣れていきます。
それでは、社長が磨くべき計数とは何か?
そう、経営数字です。
その中でも、特に重要な経営数字は、
以下の2つです。
・現預金
・利益
なんか、そんなに難しくはないですよね。
言葉としても簡単です。
これからの中小製造業の社長は、
“現預金”と“利益”を中心とした
計数思考力を磨いていくべきです。
つまり、“現預金”と“利益”についての
現在の会社の状況と、
将来の会社の状況を
数字で認識して数字で描けるように
なるべきということですね。
それでは、どうやってこれら
“現預金”と“利益”を中心とした
計数思考力を磨いていけば
良いのでしょうか?
それでは、続きはまた次回。
あなたは、経営数字で考える力を
磨く覚悟はできましたか?
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●●今週の深海奥義●●
・現預金と利益の
計数思考力を磨け!
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これからの製造業社長には深い思考が必要です。
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