あなたは、WEBの型を使って
施策の検討をしていますか?
これからはDXの時代と言われても、
どこから手を付けて良いか、
よく分からないという会社も
多いと思います。
中小製造業は、DX対応として、
デジタルマーケティングから始める
ことをオススメします。
デジタルマーケティングと言っても、
そんなに難しく考える必要はなく、
自社のWEBを使って集客して
売上を上げていきましょう、
というくらいの認識でOKです。
では、どうやってWEBを使って
集客していくか、というと、
方向性はそんなに難しくありません。
不慣れな場合、WEBを公開したは
良いけど、これからどうすれば良いの?
と思うかもしれません。
しかし、WEBでの戦い方というのは、
実は、ある程度決まっています。
まず、その点を知っておいてください。
ではどんな風に戦っていくかというと、
事業やWEBサイトによって、
いくつかの型があります。
ですので、WEBで戦っていく、
という場合、自社事業や自社サイトが、
どの型に入るのか、を見定めるところから
始めましょう。
型は、まずは以下の2つで考えてください。
●商談型
●EC型
1つ目の型が商談型ですね。
これは、営業フローの中に
商談が必須となる事業です。
商談によって、顧客の状況に応じた
スペックや設計を決めていく訳ですね。
町工場などのものづくり企業が
典型的ですね。
商談型の場合、
WEBのゴールは、問合せを獲得する、
ということです。
問合せを獲得したら、
そのあとは、人手による商談・制約へと
繋いでいく訳です。
ですので、問合せを獲得するために
施策を行っていくことになります。
このやり方もある程度決まっています。
基本型としては、価値を先に提供して、
そのときにアクセス先を入力してもらい
その後は、アクセス先に継続的に
情報を発信していく、という流れに
なります。
細かな実施レベルで言うと、
いろんな施策はあり得ますが、
施策の方向性は、上記のとおりの
基本型に沿って考えればOKです。
2つ目の型が、EC型です。
これは、商品販売サイトのように、
サイト内で、“売った”&“買った”が
成立するような事業です。
“売った”&“買った”のやり取りに、
人手がほぼ介在しない、
というのが、商談型と異なる
大きな特徴ですね。
EC型で決め手になるのは、
ここでしか買えないという
唯一無二の商品力です。
まずは、キラー商品を作ることが
重要ですね。
その上で、初回購入を促すことです。
初回購入のハードルは最も高いですから、
いかにして購入してもらうか、
というのが第1の施策の方向性です。
さらに、継続購入を促すことですね。
初回購入に比べてハードルは下がりますので、
いかに継続接触して購入を継続して
もらうかというのが第2の施策の方向性です。
このように、WEBサイトでの戦い方
というのは、事業やサイトの種類
に応じた型を使うと効果的である
ということを意識してください。
あなたは、WEBの型を使って
施策の検討をしていますか?
続きはまた次回。
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●●今週の深海奥義●●
・WEBの型を使って考えよ!
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