No.176:中小製造業の社長がショート動画で売上を上げるには?

2022.3.1

あなたは、ショート動画などの新たな媒体にトライする覚悟はありますか?

これからの中小製造業は、
自社製品や技術をアピールすることが
重要になってきます。

どういう内容をアピールするか、
という点に関しては、コンセプト力が
重要ですね。

しかし、想定している顧客に
適切に届くようにアピールするには、
どのような媒体でアピールするかも
非常に重要です。

想定している顧客への“認知”の
段階ですね。

この“認知”のためのアピール媒体
としては、いろんな手立てがありますね。

DM,WEB広告,展示会、動画などが
あります。

認知を高めるには、
適切な媒体を選ばなければなりません。
媒体の選び方としては、
既知の媒体で発信してみて
効果を測定する、ということが王道です。

しかし、新しいものにトライしてみる
という視点もときとして重要です。

例えば、ショート動画ですね。

ショート動画と言えば、
60秒以内の主としてタテ型動画ですね。

今、20~30代のSNSの利用率としては、
LineとYouTubeが2強状態です。
1年前との比較でいうと
利用時間の伸び率は、
YouTubeの方が増えています。

ショート動画というと、
比較的新しい媒体ですが、
YouTube利用者の約7割は
ショート動画を視聴しています。

どんなショート動画が見られているか
というと、ゲーム系やお笑いなどが
多いのですが、その中でも、
「学習・雑学系」というのも、
見られています。

このような新しい媒体を選ぶことが
なぜ重要かというと、
競合が手薄なので、
成果が出し易くなるからです。

さらに、YouTubeのショート動画で言うと、
YouTubeは、競合であるTikTokなどに
負けないように、
ショート動画を検索結果として
優先しているとの噂もあります。

したがって、競合の発信状況を
調べた上で、手薄であると判断したなら、
YouTubeのショート動画で
情報を発信することについて、
トライする価値は充分あると言えます。

新しい媒体で発信するときの
注意点としては、
“やり切る”ということですね。

ショート動画で情報発信するという
からには、2~3本アップしただけでは
ほとんど成果は出ないです。

時間をかけて継続して発信することが
何より重要です。
しかし、継続して発信するというのは、
結構難しいです。

やるからには、
社長がショート動画に賭けてみる
くらいの覚悟をして、
企画や撮影などの担当者や手順など
を組織的に決めて進めていく
必要があります。

このような継続ができないところが
ほとんどですので、
継続して動画を蓄積していくと、
競合が参入しにくい
非常に効果的な認知手段に
なり得ます。


あなたは、ショート動画などの新たな媒体にトライする覚悟はありますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・新たな媒体で認知を考えよ!

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