代表経営コンサルタント　宮川　壮輔

“これから会社を大きくさせていきたい”

“でもモチベーションが続かない”

今回は、そんな中小製造業の社長の
ためのお話しです。

会社を健全に大きくしていくためには、
どのようなマインドが必要なんでしょうか？

それは、未来逆算の創造マインドです。

どういうことか？

まずは、会社の未来像を創ることが
重要です。
未来像と言っても、現状の延長線上の
未来ではありません。
現状の延長線上の外にある未来です。

現状の延長線上の外にありますので、
やや抽象度の高い世界です。
なので、どうやって達成すれば良いのか
具体的にはまだよく分かりません。
達成できるかどうかも分かりません。
そこに向かうには怖さもあります。
それでも、現状の延長線上の外にある
未来像を創ることがスタートとして
非常に重要になります。

最初は、まだ未来像が曖昧ですので、
この未来像を明確にしていきましょう。
なぜ未来像が曖昧なのかというと、
情報が不足しているからです。

ですので、情報量を増やしていってください。
日々のネット情報でも良いし、
新聞でも良いし、
本やセミナーでも良いです。
例え曖昧でも未来像を創ることによって、
今まで意識していなかった情報が
目に入るように耳に飛び込んでくるように
なります。
そして、自分からも積極的に
情報をゲットしていきましょう。
そうすると、未来像に対する
解像度がどんどん上がってきます。
未来像が明確になってくる
ということですね。

未来像が明確になってくると、
この未来像が当たり前になってきます。
この未来像こそが、自分にとっての
安心安全ゾーンになってくるんですね。

そして、未来像が安心安全ゾーンに
なればなるほど、
現状の自分の座り心地が
悪くなってきます。
つまり、未来像から逆算して
現状のあるべき姿を考えるわけです。

“未来はこのようになっているはずなのに、
今、このような状況や環境で良いのか？“

そうなったら、現状を引き上げてください。
明確な未来像から逆算して、
現状のあるべき姿に自分や会社を
引き上げてください。

“未来像から逆算すると、
今の自分は何をしているべきか？
会社の売上は
いくらになっているべきなのか？“
などを考えて
思いっきり引き上げましょう。

そうしたら、あとは未来像に向かって
進んで行きましょう。
なんせ、現状より未来像の方が
安心安全ゾーンなんですから、
人は安心安全ゾーンに戻りたくなって、
つまり未来像に向かっていくことに
なるわけです。

ただし、どんなに未来像が
明確になったとしても、
目の前の現実の方が
リアリティは超高いわけです。
そうすると、未来像に向かう
モチベーションが減少してしまいます。
ですので、未来像は定期的に
意識して更新するようにしてください。

このように、会社を健全に大きくして
いくためには、未来逆算の創造マインドが
重要になってきますよ。

あなたは、未来像を安心安全ゾーンにしていますか？

続きはまた次回。

━━━━━━━━━━━━━━━
●●今週の深海奥義●●

・未来逆算の創造マインド！

━━━━━━━━━━━━━━━