No.169:中小製造業の社長が、デジタル拡販を導入する前に認識すべきこととは?

2022.1.11

あなたは、自社のデジタル拡販型を
認識していますか?


これからの中小製造業は、
しっかりと情報を発信してアピールする
ことが非常に重要になってきます。

今まで情報発信や集客に力を
入れてこなかった中小製造業は、
今年から本格的に集客を強化
した方が良いです。

主としてデジタルとアナログがありますが、
どちらに力を入れていくべきかは、
各会社の状況によっても違います。

どちらに力を入れていくべきか分からない
ということでしたら、
まずは、デジタル拡販に振り切ることを
決意してはいかがでしょうか。

デジタル拡販は、
次の2つの軸で分類されます。

1つ目が、事業の性質軸です。
BtoBか、BtoCかということですね。

2つ目が、営業フロー軸です。
営業フローの中に商談があるかないかです。

この2軸に分けることによって、
次の4つの象限に別れます。

(1)BtoBで商談あり
(2)BtoBで商談なし
(3)BtoCで商談なし
(4)BtoCで商談あり


まずは、(1)BtoBで商談あり
これは、多くの中小製造業が
含まれると思います。
典型的なのが、町工場などの
組立加工業ですね。
その他にも、仕様の摺り合わせが
必要な製品を扱っている場合は、
この第1象限に入ります。

次いで、(2)BtoBで商談なし
商談が無くWEBで売り切るので、
いわゆるECサイトですね。
モノタロウとかアスクルなどが
該当します。
こちらは、中小製造業の数としては、
さほど多くはないでしょう。

それから、(3)BtoCで商談なし
これも、ECサイトですね。
アマゾンや楽天などの個人向けの
ECサイトです。
ただし、中小製造業としては、
総合サイトというより、
自社の直販サイトといったイメージです。
例えば、化粧品や雑貨などが多いですね。

最後に、(4)BtoCで商談あり
こちらは、個人向けで専門性の高い
製品です。
ただし、ほとんどがサービス業となりますので、
中小製造業としては、
さほど多くはありません。

これら4つの象限を踏まえると、
中小製造業のデジタル拡販は、
大きくは、次の2つに分けられる
といって良いでしょう。

(1)商談型
(2)ECサイト型


これらいずれの型に属するかによって、
デジタル拡販の方向性は、
大きく異なってきます。

まずは、自社が上記のいずれの型に
該当するかをしっかりと認識しましょう。

その上で、それぞれの型に特有の
デジタル拡販を推進していきましょう。


あなたは、自社のデジタル拡販型を
認識していますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・デジタル拡販型を認識せよ!

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