No.177:中小製造業の社長がWEBで顧客の満足度を上げるには?

2022.3.8

あなたは、WEBで一人一人の顧客を追いかけていますか?

これからは、DXの時代。
といっても、DXって、
概念がボンヤリしてるし、
何から手を付ければ良いのか
よく分からない、という社長も
多いと思います。

わたしのオススメは、
まずはWEBで売上を上げる
というところから始めましょう
ということです。

中小製造業の中でも、
BtoCであれば、WEBを活用して
売上アップの施策を行って
きたことでしょう。

一方、BtoBの場合、
さほどWEB活用に力を入れていない、
という社長も多いことでしょう。
特に、組立加工請負のような
町工場では、名刺代わりや
会社案内代わりのホームページを
作っただけ、というところも多いですね。

そのような場合、WEBマーケティングで
売上アップという実績を作ることは、
会社のデジタル化のための
良い刺激になります。

今後、人口減少、市場縮小、
会社あまりという減少が進んでいきます。

DXって何から手を付ければ良いのか
よく分からない、という社長は、
まずはWEBで売上を上げる、
ということに挑戦してみてください。

そのために重要なのは、
顧客を理解する、ということです。

顧客を理解する、というのは、
なかなか難しいことですね。

まずは、既存顧客へのインタビューを行って
なぜ自社を選んでくれたのかについて
ヒアリングしてください。

これによって、顧客像を作っていく
だけでなく、自社の強みを
浮き彫りにしていきます。

さらにWEBから問合せした新規顧客が
自社ホームページを見て
どのような操作によって問合せに
至ったのかを再現してもらってください。

これによって、自社ホームページの
どこが顧客に刺さったのか、
どこが改善すべき点なのか、
が見えてきます。

これらができたら、
以下の仮説を作ってください。

・具体的な顧客は?
・その顧客のニーズは?
・自社の選択理由は?
・自社の強みは?
・自社HPの良い箇所は?
・自社HPの悪い箇所は?


これができるだけでも、
自社が顧客にアピールすべき
コンセプトが見えてきますし、
そのコンセプトを自社HPの
どのページにどのように
アピールするかの改善案も
見えてきます。

それができたら、
実際に自社HPの訪問者が
どのようにページを見ているかを
分析していきましょう。

例えば、Googleアナリティクスに
“ユーザーエクスプローラー”
という機能があります。

これを使うと、訪問者個人が、
いつ何時に自社HPにアクセスし、
どのページをどれ位の時間
見ていたのかが分かります。

これによって、想像力を働かせて、
顧客がどんな気持ちで
各ページを見ていたのか、
仮説を作りましょう。

そして、ヒアリング情報と
WEBの分析結果とに基づいて、
HPの改善案を固めてください。

あとは、改善案を実施して
PDSサイクルを回していくことですね。

あなたは、WEBで一人一人の顧客を追いかけていますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・顧客一人を考えよ!

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