No.181:町工場の社長が売上を強化するためには?

2022.4.5

あなたは、認知の有料施策を行っていますか?

町工場のようなBtoBのものづくり企業が
売上を上げていくためには
どうすればいいのでしょうか?

町工場は、一般的に言うと、
営業意識がやや弱い業界です。
歴史的に見ると、
高度経済成長期前後の
1970~1980年くらいに
設立された町工場は、
大企業の下請け・孫請けとして、
大量生産で作れば売れた時代。
しかも、一度取り引きが始まると、
継続取り引きとなるので、
営業活動が弱くても、
どんどん拡大できました。

しかし、現在は、人口減少社会となり
日本の従来市場は縮小していきます。
そうなると、町工場は、今までのように
営業意識が低いと
選ばれなくなってしまいます。

これからの町工場は、
営業意識を強化することが
必須となっていきます。
現在の町工場は、今でも営業意識が
やや弱い業界ですので、
今から強化していけば、
勝ち残ることができます。
まずは、営業意識を上げて、
営業を強化するということを
決断してください。

では、どのように営業を強化していけば
いいのでしょうか?

ここでは、営業といっても、
営業マンが訪問するような、
いわゆる”ザ・営業”ということ
だけではありません。
もちろん、”ザ・営業”も含みますが、
それを含むもっと広い概念です。

新規の取引先を増やすには、
段階があります。
最初のステップは、潜在顧客に
自社を知らしめるステップです。
これを「認知」と言います。

町工場は、総じて、
この「認知」の意識が弱いです。

潜在顧客にいかに自社を認知させるのか?

これについて徹底的に考えてください。

実は、認知の手段の大枠は、
大体決まっています。

まずは、デジタルとアナログに分けます。
さらに、有料と無料で分けます。
そうすると、次のとおりです。

◆デジタル
【有料】
・WEB広告
(リスティング、SNS等)
・その他デジタル広告
(PR、記事等)
etc

【無料】
・動画
・WEBのSEO(記事配信)
・SNS
・無料PR
・クラウドファンディング
etc

◆アナログ
【有料】
・展示会
・DM
・テレアポ(名簿購入)
・アナログ広告(新聞、雑誌等)
・交流会

【無料】
・テレアポ(名簿無料)
・飛び込み
・PR(新聞、雑誌、テレビ)
・受賞(~大賞等)
・セミナー等の実施


これらの施策の中で、
【有料】を外して【無料】だけに
したい、と考えると、
比較的すぐに認知させられる施策は、
“テレアポ”と“飛び込み”くらいです。
つまり、”ザ・営業”です。

もちろん、”ザ・営業”に振り切る、
というのであれば良いのですが、
営業マンがいないという場合、
人をあてがわないとイケません。

一方、【有料】であれば、
WEB広告が使えます。
これだと速効性が高いです。

つまり、すぐに認知させて
結果を出したい、というなら、
有料施策もしっかりと検討すべきです。

これは、経費というより投資です。
投資ですから、それ以上のリターンを
得れば良いわけです。

このように、新規の取引先を増やして
売上を上げるには、
「認知」の施策を行ってください。
そのとき、有料施策を投資として
考えて進めていってください。


あなたは、認知の有料施策を行っていますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・認知の有料施策を実行せよ!

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