中小製造業の社長がSEOでホームページからの売上を上げるには?

2022.12.6

代表経営コンサルタント 宮川壮輔

“SEOって本当に効果あるの?”

“SEOを強化したいけど、
どうすれば良いか分からない“

今回は、そんな社長のための
お話しです。

SEOの目的って何でしょうか?

はい、いろいろあると思いますが、
最終的には、
“売上アップ”
ですよね。

検索順位を上げることによって、
自社ホームページに
より多くの顧客に訪問してもらい、
そこから売上につなげることが
最終目的ですね。

ではSEOの直接の目的は何か?

これは、自社ホームページの
検索順位のアップです。

つまり、SEOによって、
以下のプロセスを狙う訳ですね。

・検索順位をアップ
 ↓
・売上をアップ


ですので、SEOで検索順位を
アップさせても、売上が上がらなければ、
意味はありません。

つまり、SEOによる検索順位アップは、
売上アップのために行うものです。

この認識を持つことは、
最初の認識としては重要です。

では、どうやって、売上アップのための
検索順位アップを行っていけば
いいのか?

結論を言うと、
顧客用と、情報検索者用とを
分けて設計するということです。

SEOには、あるジレンマがあります。

一つは、売上を上げるためには、
顧客にこそ訪問してもらいたい、
ということ。

もう一つは、顧客だけだと
サイト全体の訪問数が伸びない、
ということ。

検索順位を上げるには、
訪問数が多くないといけません。
しかし、売上アップにつなげるための
顧客だけを対象にすると、
検索順位を上げるための
訪問数は足りません。

これが、SEOの訪問数のジレンマです。

では、どうすれば良いか?

それが、先ほどの結論に通じます。

つまり、顧客用と、情報検索者用とを
分けて設計するということです。

まずは、顧客用の設計です。

これは、購入したいという今すぐ顧客や
今すぐではないけどいずれ購入する
可能性のある潜在顧客に対して
設計します。

このような顧客がどういうキーワードで
検索するでしょうか?

業種や製品などによって違いますが、
例えば、こんなものがありますね。

“○○ 料金”
“○○ 購入”
“○○ 通販”
“○○ 地域名”
“○○ 相談”

これらのキーワードによって、
検索順位の上から
訪問して、購入を決める訳です。

まずは、この流れを作るために、
顧客用のキーワードと、
販売のためのページを設計します。

さらに、これだけだと訪問数が
足りないので、情報検索者用の
設計を行います。

情報検索者は、それぞれの
疑問を解消するために
検索しています。

実は、このような情報検索は、
全検索のうちの8割と
言われています。

ですので、このような情報検索者の
訪問を取り込まないと、
顧客用に設計された販売ページの
上位表示も実現できない訳です。

なので、情報検索者が検索する
キーワードと、情報検索者が
訪問する情報提供ページも
設計する訳です。

つまり、情報提供ページによって、
サイトの訪問数を稼ぎ、
それによって、
顧客向け販売ページの
上位表示を図るということです。

このように、顧客用と、
情報検索者用とで、
2ステップに分けて設計していく
ということが、売上アップに
つなげるためのSEO施策として、
非常に重要です。


あなたは、2ステップでSEOを設計していますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・2ステップでSEOを設計せよ!

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