中小製造業が10億円企業に成長するための組織作りとは?

2023.5.23

代表経営コンサルタント 宮川 壮輔

“これから売上10億円に上げていくためには組織をどうすればいい?”

“10億円企業になるにはうちの社員ではちょっと心配なんだけど”

今回は、そんな中小製造業の社長のための
お話しです。

現在、売上1~3億円くらいの中小製造業が
10億円に急成長しようとすると、
特に注意したいことの1つが組織ですね。

10億円企業を目指す場合、
以下の点について注意してください。

●仕組みを作れ

急成長するときに陥りがちなのは、
社員1人1人の労働量が急増して、
全体のオペレーションの質が
低下してしまうということ。

これは、社内のタスクが急増することを
想定せずに、現在の物量をこなす組織
のままで対応しようとすることに問題が
あります。

売上が10億円に増えるということは、
当然のことながら、社内での処理量が
増えますので、その処理を適切に
こなしていく必要があります。

売上1~3億円の規模で止まっている場合、
社員の属人的な処理によって
売上1~3億円の処理量のみをこなす
ようになっていることが多いです。

ですので、売上が増えて処理量が
急増すると、社員の処理負担が
急増することになるわけです。

まずは、社員の属人的な処理に
依存するのではなく、仕組みを作る
ということを徹底的に意識してください。

“仕組みを作る”というと、
なかなかイメージし難いかもしれません。
具体的には、以下のようにして
進めてください。

・現在の処理の流れを図示する
まずは現状を把握しましょう。
現在の処理の流れを可視化してください。
可視化というのは図示するということです。
図示することにより、客観的に把握でき、
さらに複数人で共有することができます。
これにより、処理のマニュアル化・標準化
を行ってください。

・問題を把握する
図示された現状の流れから、
問題となる箇所を把握しましょう。
問題というのは、ミスが起こる箇所や
社員が属人的に行っている箇所の
ことです。

・原因を把握する
問題を特定したら、
その原因を把握してください。
なぜミスが起こっているのか、
真因を把握しましょう。

・改善案を作る
真因を解消するための
改善案を作りましょう。
改善案を作るときは、
“マニュアル化・標準化”
を意識してください。
ただし、“こうあるべき”という理想に
固執しすぎると、
現在が上手く回らなくなる
可能性が高いので、
現状の人材でできることを
優先してください。
その上で、“こうあるべき”を実現する
ことができるように、
社員を育成していきましょう。

これらを繰り返していき、
物理的拡大を想定して、
各処理の“マニュアル化・標準化”
進めてください。

このように、売上1~3億円の段階で、
仕組みにより最適に処理を行う
ことができるように整えておけば、
あとは処理量が急増しても、
同じ仕組みの中で規模を増やしていく
ことにより対応することができます。

売上が急増するときは、
オペレーションの質の低下により
信用が急減することがないよう、
現在の段階から、
徹底的に仕組み化を進めてください。


 あなたは、意識して仕組みを作っていますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・仕組みを作れ!

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