代表経営コンサルタント 宮川 壮輔
“これからどんどん会社を大きくしていきたい”
“これから売上を上げていくぞ”
今回は、そんな中小製造業の社長のための
お話しです。
中小製造業の社長が、
これから、会社を大きく飛躍させて
いくためには、ゴール設定が非常に重要です。
現状の延長線上にはない、
大きなゴールを描いてください。
普段考えていない人には、
簡単には描けません。
時間をかけてでも、
大きなゴールを明確にしていってください。
そして大きなゴールが明確になったら、
そのゴールに対する情報量を
圧倒的に増やしてください。
そのとき、会社はどこにあって、
何人の社員がいて、
周りにどんな人がいるのか、
イメージを鮮明にしていってください。
そのためには、実際にその規模の会社に
行って、話しを聞いてみたり、
希望の場所に行って自分の会社が
ここにあるということをイメージしてください。
ゴールの情報量が増えて、
イメージが鮮明になればなるほど、
そのゴールにおける居心地感がよくなります。
そのとき、逆に言うと、
現状での居心地感が悪くなります。
なぜ、悪くなるのか?
ゴールのイメージが鮮明になって
その居心地感が上がると、
現在の状況とゴールとのギャップを感じ、
“このままではいけない”
という思いが強くなるからです。
これによって、潜在意識下で、
ゴールの居心地感が、
現状の自分を引っ張り上げてくれる
ようになります。
そうなれば、あとは、潜在意識が、
ゴール達成に向かって、
自分を前進させてくれる状態になりますね。
しかし、心からやりたいというゴールを
設定することは、思いのほか難しいです。
しかも、現状の延長線上にないゴール
となると、何をやれば良いのかがよく分かりません。
そこで重要なのが目標設定です。
これは会社における目標設定とは少し違います。
あくまでも、社長個人のゴールと、
そのゴールに向かうための
社長個人の目標設定です。
社長個人のゴールを決めたら、
そのゴールを達成するために、
次の目標を設定してください。
・3年後
・1年後
・6ヶ月後
・3ヶ月後
・1ヶ月後
ゴールから逆算するということですね。
ただし、1回で完璧なものはできません。
現状の延長線上の外にある大きなゴール
ですから、目標を設定するにも、
何度も修正することになります。
でも、それを繰り返すことによって、
目標設定も明確になっていきます。
1ヶ月後の目標ができたら、
週間の目標とやることリストを
作成してください。
これによって、1年後や3年後の目標に
向かって最短で駆け抜けることができます。
このように、中小製造業の社長が、
会社を大きく飛躍させるには、
大きなゴールのイメージを鮮明にして、
潜在意識を使って、
段階的な目標を達成するように
してください。
コツは、潜在意識を味方に付けることです。
あなたは、潜在意識を味方に付けていますか?
それでは、また次回。
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●●今週の深海奥義●●
・潜在意識を味方に付けよう!
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