中小製造業の社長が売上数字を効果的に管理するには?

2022.11.15

代表経営コンサルタント 宮川 壮輔

“社員の売上意識が上がらない”

“社員の利益に対する危機感が低い”

このように思っている中小製造業の
社長は多いですよね。

今回は、中小製造業の社長が、
売上等の数字を効果的に管理する
ためには、どうすれば良いか?
というお話しです。

結論から言うと、
次の4点を実施してください。

(1)情報を見える化する
(2)情報の見方を教える
(3)情報を一元化する
(4)情報を見て考える機会を作る


まずは、(1)情報を見える化してください。
売上や利益の数字が見えないと、
社員が会社の状況を明確に把握
できません。
社員の立場からすれば、
会社の状況把握が曖昧なままで、
“危機感を持て”と言われても、
無理な話です。
会社の数字は、できるだけオープンに
することを心がけてください。


そして、(2)情報の見方を教えてください。
よくあるのが、社員が見れるように
データを共有しておく、という状態。
会社の数字を閲覧可能にしても、
それだけでは、社員は見ません。
“自分で見に行くくらいの
意識がないとダメだ!”
と社員にハッパをかけても、
社員からすれば、ただでさえ
数字が苦手なのに、会社の数字
なんて見る気も起きません。
根気よく説得し続ければ
少しずつ見に行くかもしれませんが、
時間がかかります。

それなら、社員に数字の見方を
教えた方が早いです。

会社の数字の見方って、
通常、学校や社会では
教えてくれません。
つまり、教えてもらったことが
ないんです。
ですので、会社が教えてあげて
ください。
社長でも良いですし、
経理担当者でも良いので、
会社の数字の見方を
レクチャーする機会を作って
ください。
マネジメントゲームMGなど、
ゲームを使って教えるのは、
オススメです。


さらに、(3)情報を一元化してください。
これもよくあることですが、
社長が自分用にエクセルで管理して、
経理は自分用にエクセルで管理して、
営業は自分用にエクセルで管理する、
という状態。

これですと、他の人がそのデータを
見ることができません。
そして、作成者しか分からないような
集計になっていき、
データが属人化してしまいます。

そうすると、社長の認識数字と、
経理の認識数字と、
営業の認識数字とが
異なってくるんですね。
社員に共通の意識を持ってもらうには、
データの元を一つに統一してください。
そして、全員が、同じ元データを見る
ようにしてください。


さらに、(4)情報を見て考える機会
作ってください。
情報をオープンにして、
見方を教えて、
情報を一元化しても、
社員は、なかなかその情報を見ません。

ですので、強制的に見ざるを得ない
機会を作ってください。

例えば、定例会議ですね。
皆が集まった場所で、
状況を報告させてください。
そして、その原因を考えさせ、
改善策を考えさせてください。

これを定期的に行うようにしてください。

このように、社員が、
まずは数字を見れる環境を作り、
数字の見方を教え、
情報を一元化し、
定期的に報告させるように
してください。

これだけでも、社員の意識は
少しずつですが、変わっていきます。
さらに、人事評価と紐付けると
より効果的になります。


あなたは、社員が会社の数字を見るような仕組みを作っていますか?


続きはまた次回。

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●●今週の深海奥義●●

・数字を見る仕組みを作れ!

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