経営コンサルタント 宮川 壮輔
“付加価値を上げるために、
自社製品を見える化するには
どうすれば良いんだろう?“
“自社や自社技術を魅せるって
どうやれば良いの?
このような疑問を持っている
中小製造業の社長は多いですよね。
今回は、そんな疑問に対して
お話しします。
これからの中小製造業は、
付加価値を創り込んでいくことが
極めて重要になってきます。
ただし、付加価値経営に
すぐに舵を切れるかというと、
確かに難しい面もあります。
物量を追いかける経営とは、
文化があまりにも違いますからね。
ですので、なるべく簡単なところから、
手をつけた方が良いですね。
その中でもやりやすいのが、
自社製品や自社技術の
魅せる化です。
顧客に見えるようにして、
“欲しい”と思ってもらえるように
するということですね。
まずは、自社製品や技術を
顧客に見えるようにする
必要があります。
そのためには、どうすれば良いでしょうか?
そもそも、見える化する対象は、
以下の2つに別れます。
・見えるもの
・見えないもの
まずは、見えるものについて。
これは、肉眼で見えるものですね。
見えるわけですから、
顧客に分かり易く見えるように
すれば良い訳です。
具体的には、写真と動画です。
写真については、
商品紹介ページに
1枚だけ表示されている、
なんてケースがよくあります。
顧客は1枚の写真だけで、
詳細が分かるでしょうか?
顧客の立場になって考えて下さい。
正面からの写真だったとしたら、
背面も見たいと思いませんか?
左右からも見たいかもしれません。
モノによっては、中味や裏側なども
見たいというケースもあるでしょう。
顧客の立場になって、
見たいと思うアングルからの写真を
たくさん表示しましょう。
これからは、魅せるというアンテナ感度を
今までの10倍に上げてください。
それから、動画ですね。
これからは、動画で魅せることは
非常に重要になってきます。
写真より動画の方が
圧倒的に情報量が多いので、
顧客にとって分かり易いからです。
そうすれば、魅力度も伝わり易く
なりますし、“欲しい”と思ってもらい
易くなります。
また、顧客が動画を見ることにより、
サイトでの滞在時間が増えます。
滞在時間が増えると、
SEO的にも有利になります。
では、どうやって動画で魅せるのか?
これも、顧客の立場になって
考えてください。
顧客は、自社製品の何を
知りたがっているのでしょうか。
どの角度から見たがって
いるのでしょうか。
顧客が欲することに応える
動画をアップしてください。
必要に応じて、
LEDライトなどで照明を当てたり、
ターンテーブルなどで
360度回転させたりしてみてください。
このように見えるものを見える化するには、
写真と動画で決まりです。
トライ&エラーで、反応が高くなる写真や
動画をアップしてください。
あなたは、見えるものを写真と動画で魅せる化してますか?
続きはまた次回。
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●●今週の深海奥義●●
・見えるものはそのまま魅せよ!
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