売上2~3億円のものづくり中小製造業がこれから長期的に勝ち残るには?

2024.6.11

“うちの業界には未来がないからなぁ”

“できれば続けたいけど後継者もいないし”


今回は、そんな中小製造業の社長のための
お話しです。

令和の時代は、人口減少社会。
今までの人口急増社会に合わせて
作られた制度・仕組み・インフラが
適合し難くなり緊迫度が増していきます。

会社も商品も余っていき、
競合と同じことをしているだけの会社は、
淘汰されていく時代です。

このような状態で、町工場のような
ものづくり製造業は、どのようにして
勝ち残っていけば良いのでしょうか?

はい、そのためには、
競合と違うことをする、
ことが必要です。

今まで、ものづくり製造業は、
顧客の要望を聞いて、
それに対応することを行ってきました。
競合他社とは違うことをする、
という意識は弱かったですよね。

しかし、現在のような会社余りの時代では、
貴社でなくても他社でもいくらでもできるので、
相見積もりを取られて
安いところに決定されて終わりです。

これでは、組織が疲弊して、
長期的に勝ち残ることは難しいでしょう。

ものづくり製造業の社長は、
今までとは状況が異なるということを
強く認識してください。

他社とは違うことをやる、
と今すぐに覚悟・決意してください。

“他社とは違うことをやる”
というと、
“じゃあ、何をやればいいの?”
と思う社長もたくさんいるでしょう。

でも、その答えは、
“分かりません”
ということになります。

成功が決められた答えが
事前に分かっているなら、
みんなとっくにやってますよね。

でもそれが分からないから、
多くの社長は
目の前の仕事を理由にして
何もせずにいて、
湯でガエル状態になっていきます。
淘汰されていきます。

“他社とは違うことをやる”
ということは、
“新しいことをやる”
ということであり、それは、
“誰もやったことのない
 前人未踏の道を進んで行く”
ということです。
そんなに甘いことではありません。

何をどのようにやるのか、
といったノウハウや知識の前に、
最も重要なことが、
社長のマインドを変えることです。

今までのように目の前の仕事を
こなすというだけでなく、
競合他社とは違うことをするという
異端と創造のマインドに
変えることが必要です。

そうでないと、
“誰もやったことのない
前人未踏の道を突き進んでいく“
ことはできません。
途中で諦めて、
また新たなノウハウや知識を
探すことを繰り返すことに
なるでしょう。

異端と創造のマインドを
発揮させるためには、
潜在意識にそのマインドを
落とし込むことが必要です。

潜在意識に落とし込むためには、
心の底から“思う”ことが重要。
心からやりたい長期目標を
描いてください。
そして、その長期目標の
情報量を増やして解像度を
上げていってください。

さらに、その長期目標に至るまでの
短期目標を明確にしてください。
もちろん、その短期目標が正しいかどうか
分かりませんが、行動しているうちに、
有効な情報を引き寄せ、
長期目標に至るルートが
明確になっていきます。

“他社とは違うことをやる”
という大きな決断をして進んでいくときは、
自分の潜在意識を使うことが
とても重要であり、
そのためには、心からやりたいと
“思う”ことが必要である、
ということをしっかりと認識してください。


あなたは、潜在意識の力を使っていますか?


それでは、また次回。

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●●今週の深海奥義●●

・潜在意識の力を使う!

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代表経営コンサルタント 宮川 壮輔

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